アトピー性皮膚炎で長年悩みました(ToT)
現在、40歳。
中3、中2の子供をもつ母親であり、職業はエステティシャン。
4歳にアトピー性皮膚炎と診断されてから
ずっと肌にコンプレックスを持ち続けていました。
*アトピー性皮膚炎とは
・アレルギーを起こしやすい
・皮膚のバリア機能※ が非常に弱い
・皮膚の炎症と伴い、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す
・かゆみのある湿疹を主な症状とする皮膚の病気であり、慢性的でなかなか改善しにくいのが特徴
以上が、アトピー性皮膚炎の大きな特徴です。
※皮膚のバリア機能とは・・・
肌の水分を保ったり、外部からの異物侵入を防いでくれる役目を担っている機能であり、表皮や皮脂膜がその役割にあたります。
外側からの第1バリアは「皮脂膜」です。皮脂膜は弱酸性の油分で水分の蒸発を防いでくれます。また、善玉菌という常在菌がいて、悪玉の病原菌から肌を守ってます。紫外線もここでカットしてくれる、すごいバリアなのです。
第2バリアは「角質細胞間脂質」です。お肌の一番上の層、「角質層」に存在しています。細胞間脂質には「セラミド」がたくさんあり、お肌の水分保持を担当しています。角質細胞間脂質は、角質細胞同士をくっつけ、水分をサンドイッチ状に挟み込み、水分を逃がさないようにする役割です。
アトピー性皮膚炎の方は特に、「角質細胞間脂質」が少ないため、皮膚が乾燥し、湿疹やかゆみが起きやすい状態なのだそうです。
”洗顔のしすぎ”がお肌の乾燥につながるのも、この理論で納得ですね。
洗いすぎると、バリアを取っ払ってしまう可能性があるんですね。
*アトピーの症状って実際どんな体感でしょう?
下のエピソードは、アトピー症状が強い方だと「あるある」エピソードです。
周りの方で、アトピー性皮膚炎の人がいらっしゃったら、きっとこんな感じなんだなと察してあげてください。
―毎日毎日、ずっとかゆい。
掻きむしって、服には剥がれ落ちた皮膚が埃のように付着しました。←服に付着した皮膚はよく頭の「フケ」と間違われましたし、実際、頭皮までもがアトピーで痒く炎症を起こし、剥がれた皮膚やかさぶたが髪や服に付着したため、毎日お風呂に入って清潔にしているにもかかわらず不潔に思われたりということも多々ありました。
かゆみを我慢できず掻くので肌は傷だらけ。
傷から染み出るリンパ液が、さらにかゆみを誘発。
→さらに掻きむしり範囲拡大。掻きすぎて傷口から出血も。
→ピリピリ肌が痛み、さらにはズキズキ痛くなる。
夜、寝床に入ったら、またさらに痒い。→眠いけど痒くて眠れない。
→ひと通り掻きむしり疲れたら、知らない間に浅い睡眠。→目覚めたら、シーツには剥がれ落ちた皮膚とリンパ液と血液が付着。→気付いた時には、肌はカピカピに固まりさらに痛む。→肌が痛いので入浴も辛くなる・・・。
ずっとそんな毎日を過ごしてきました。
「どうにかアトピーから脱出したい!」
「かゆい毎日はほんとうにもう懲り懲り!」
と、いうことで
「アトピーに効くらしいよ」と、聞いて試した商品数は計り知れない。
ステロイド、漢方、水、入浴剤、化粧水、乳液、保湿クリーム、健康食品・・・。
たくさん試したけど一向にアトピーは改善しなかった。
どうしてだろう・・・。
―アトピーの方にとって、本当に辛い「あるある」エピソードです。
症状があまりにもひどい時期には、自暴自棄になります。
とにかく体が痒いので生きていることすら辛くなります。
肌が傷だらけで常にかゆい自分がほんとうに嫌になりました。
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でもやっぱり何とか改善できる方法はないか探していると、
あるキーワードが目にとまりました!
「ミネラル不足」
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